引き直し計算とは

引き直し計算とは利息制限法の上限金利に従って金利を計算し直すことを言います。 引き直し計算には,いつ,いくら借りて,いくら返したかということが分かる資料が必要となります。弁護士による過払い返還では「取引履歴明細」を取り寄せ,ただちに引き直し計算を行い,返還請求を通知することになります。 最近,平成18年に出資法と利息制限法改正がされた影響で取引の途中で利息が下がったというケースや支払が難しいと交渉して利息を引き下げてもらった。という方もいます。取引期間中の全期間でなくとも一部の期間に利息制限法を超えた利息での取引があれば,利息制限法による引き直し計算は可能で,過払い請求をすることができます。

利息制限法で再計算すると,こんなに違う!

<年率28%の契約の場合>
500,000円×0.28÷365日×30日=11,506円(利息)
20,000円を返済すると11,506円が利息で8,494円が元金の返済となります。
したがって返済後の残高は,500,000円−8,494円=491,506円となります。
<利息制限法で計算し直した場合>
500,000円×0.18÷365日×30日=7,397円(利息)
20,000円を返済すると7,397円が利息で12,603円が元金に充当されます。
したがって返済後の残高は,487,397円となるのです。

過払い金:年率28%の計算例
過払い金:年率18%での計算例

一回の返済でも4,109円も違いが出ます。
翌月の返済のときは,前回返済後の残高を基本に利息計算されるため,回数を重ねるごとに大きく残高は変わります。

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